日伸建設社員のホンネ日記

『空と大地に守られて』それが私たちの会社のロゴマークに託された思いです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消せます。
| ↑TOP |

いいところで。

私の仕事は営業。
当然のことながら場面ごとの第一声を切り出すことが多くなります。
たとえばお客様との打ち合わせの時にはその目的や意図を伝え、
提案したりお話を聞いたり。
同行者がいれば橋渡しをしたり。
お客様との出会いから完成引き渡しまでの、
色々なイベントに常に顔を出していることになります。

お客様と工務担当者、
そして設計担当者を交えて行う仕様の打ち合わせ会、
地鎮祭や上棟式では司会をすることが多くなります。

今日は先日の上棟式でのエピソードをお話しします。

少し前の日記、
『嬉しいこと』で紹介した現場でのことです。
当日の朝はお施主様にも現場に来ていただき作業前の安全確認を行います。
時間は朝8時。
ほぼ形になっている建物の中で全員輪になります。
お施主様家族は奥様とお子様2人の計4名、
弊社の社員は社長をはじめ専務に工務部長、
工務担当者に設計担当者と工事部員さらに私。
大工さんは棟梁をはじめ計6名、
そしてクレーンのオペレータです。
総勢18名。

まず私が口火を切って挨拶。
『本日は上棟誠におめでとうございます』
お客様とのこれまでのつながりや作業の安全について簡単に話して進行します。
『続きまして弊社社長より一言ご挨拶申し上げます』
で社長のあいさつへとつなげます。
このあたりで現場は厳粛な雰囲気に。
『続きまして本日の作業スタッフを工務担当から紹介します』
作業員が一人づつ紹介されてお施主様とスタッフの距離もグーンと縮まってきます。
そして『お施主様より挨拶を頂きます』
やや緊張気味のお施主様は家族の紹介の後、
自分たちの家に対する想いを語っていただきました。
安全祈願もいよいよクライマックス。
あとはお神酒での『乾杯』を残すのみです。
その場の雰囲気も最高潮に達していました。

『続きましてカンペイのご発声を…』
一瞬凍りつきました。
《《しまった!肝心なところで噛んだ…》》
と思った瞬間大爆笑が起こりました。
先ほどまでの緊張感が一気に吹っ飛び、
和やかな雰囲気になりました。
気を取り直して乾杯につなげ、
無事安全祈願を終えました。

一番にいところで噛んでしまったのは悔しいんですが、
笑うということは悪いことではありませんよね。
まあ、
次から気をつけよっと!!

たまには(いつもであありません、決して)こんな失敗もしますが、
お客様との色々なシーンに立ち会うことができ、
想い出を作ることができるのが私の喜びです。

次はどんな名(迷?)場面に立ち会えるか、
今から楽しみです。

(かとう)

株式会社 日伸建設

テーマ:マイホーム - ジャンル:結婚・家庭生活

| trackback:0 | commnet:0 | ↑TOP |

乾杯。

先週の土曜、
来月の構造見学会の会場になる物件の上棟があった。
上棟日当日はお施主様に立ち会っていただくことがほとんど。
その日は簡単なミーティングから始まる。

おおよそのところ、
メンバーは次のよう。
大工さん5〜6名、
クレーンオペレータ、
弊社社員が4名ほど。
そのあと少し遅れて瓦屋さんが2名。

まずは営業担当者による朝の挨拶。
職人が多いだけに元気も良く、
朝一番から気持ちいい。
続いては弊社の社長から挨拶とお祝いの言葉を。
そしてお施主様の挨拶だ。
中にはしゃべり慣れている方もあるが、
往々にして緊張が目に見えるパターンが多い。
そんな中、
一生懸命暗記した言葉を話したり、
家族の紹介をされているのを目にするだけでこちらも感無量となる。
やっとここまで来たという感じだ。
いい緊張が続く。
今回もここまでは良かった。
前日の春一番を伴った悪天候も、
このミーティングが始まる頃には青空に変わっていた。
またとない上棟日日和だ。

そして次は作業の安全と、
工事の無事完成を祈念するあれだ。

お神酒とつまみの用意ができると営業担当者が口を開いた。
(彼の名誉のため名前は伏せておこう)

「それではこれから『カンペイ』に・・・」

あ〜あ、
やっちゃった。
もちろん『乾杯』のこと。
緊張がピークだったのか、
嬉しさのあまりか、
(少なくとも寒さのせいではない。
この日は結局20度を超えるような春のような日だった。)
呂律がうまく回らなかったようだ。

これで一気に緊張の糸が途切れ、
笑いに包まれた現場は和んだ雰囲気になった。
乾杯の音頭は大工の棟梁。
やはり普段は緊張が伝わってくるが、
今日ばっかりは営業の一発ですんなりと乾杯の発声にこぎつけた。

いわゆる『いいとこ持っていかれた!』ってやつだ。

こういうことはやろうと思って出来るもんじゃない。
もって生まれたもの、
『天然』ってやつだ。

う〜ん、
やっぱり憎めない。
そこが彼のいいところかもしれない。

乾杯が終わると作業にかかるのだが、
お施主様のテンションはこの日がピークの第一弾。
今まで二次元でしか見られなかったマイホームが、
三次元の実物大で形になるわけだから。

一日中顔をほころばせながら現場を見上げているお施主様の顔を見ていると、
こちらも本当にうれしくなってくるものだ。

また力が湧いてきた。

(あかんとく)

株式会社 日伸建設

テーマ:マイホーム - ジャンル:結婚・家庭生活

| trackback:0 | commnet:0 | ↑TOP |

アンケート。

アンケートって言葉、
私たちの業界では見学会やその他イベントのときによく使うんですが、
だいたいカタカナ表記ですよね。
先日イベント用のアンケートを作るのにちょっと気取ってみようと思い、
綴りを調べてみたんです。
当然英語だという確信のもとだったんですが、
すぐに異変に気がつきました。
四十うん年間生きてきて初めて知ったんですが、
アンケートってフランス語なんですね。
綴りは『enquête』だそうで、
言われてみれば少しアンニュイな匂いがするようなしないような。
発音もアンケートというよりは、
『アンコェート』って感じでしょうか。

ついでなんで英語ではなんていうか調べてみましたが、
『questionnaire』となるそうです。
ちなみに名詞ですね。

そうそう、
似たような言葉では、
アンコールも実はフランス語が発祥。
今は英語としても通じますので、
英語綴りは『encore』となります。

またまた関連ですが、
同じアンコールでも後ろにワットがつくと、
意味はもちろん綴りもまったく違っちゃいます。
『Angkor Vat』という具合。
アンコール・トムもおなじ綴りです。

いやあ、
思い込みって怖いですね。
日本語は特にカタカナで単純に音を表記してしまうんで、
余計わかんないですもんね。

話が少しそれますが、
某ブランドのエルメスもそう。
カタカナを見ただけだと『elmess』なんて綴りを充てることもできるんで、
アメリカのブランドと勘違いしちゃってる人はいるかもしれません(いないか)。
『Hermès』という綴りを見ればもちろんフランス語に堪能な人じゃなくてもわかるでしょう。
フランス語は『H』を発音しないのでそうなっちゃうわけですが、
笑い話でこんなのを聞いたことがあります。

日本にいるフランス人が宅配の仕事をしたらどうなるか・・・

宅配伝票をさしだし、
『アンコください』と一言。
そう、
『H』がないのでハンコはアンコになってしまうんです。

まあ、ほんとかどうかはわかりませんが、
フランス生まれの芸能人なんかの会話を聞いていても確かにそうかもしれません。

建築の世界にも独特の専門用語があります。
もともとは同じ言葉で同じ発音で同じ意味だったものが、
伝わり方と方言の発音により発音が変わり、
綴りが変わり、
勘違いから意味が全く逆に変わってしまうことも多々あります。
これはとっても地域色が狭くて強いんですね。
極端な話、
親方ごとで違ったりします。
そうなっちゃうと間違いではなくなっちゃうんですよね。

すると現場監督さんは大変です。
同じ現場の中でひとつの言葉が相反する言葉を意味することになっちゃいますから。
底をうまく操っていくのが腕の見せ所なんですがね。

最後に、
パパママ、
クーデタ 『coup d'Etat』
も実はフランス語だそうです。

(あかんとく)

株式会社 日伸建設

テーマ:建設業 - ジャンル:ビジネス

| trackback:0 | commnet:0 | ↑TOP |

嬉しい瞬間。

仕事というのは辛いことばかりではなく、
他では味わえない瞬間があるものです。
これは私たち建築の仕事でも同じ。
建築という仕事は、
お客様と出会い形のないものを創りあげていくもの。
その形はお客様の要望によって様々でひとつとして同じものがありません。
それを一つ一つ実現させていくことが一番の楽しさだと思います。

私の仕事は営業。
緊張の連続です。
お客様との出会いで緊張、
初対面だから当然です。
そしてお客様の内面を知るためのヒアリング。
このヒアリング次第で先の展開が変わります。
ここでも緊張しながら事を運びます。
さらに設計者に同行して初回プレゼンテーションとなりますが、
このときが私の場合最も緊張する時であり、
自分自身ワクワクする時でもあります。

プレゼンテーションに聞き入りながらマジマジと図面をながめ、
時々笑みを見せたり顔をしかめたりして満足そうなお客様の姿を見るときは、
一つ目の「嬉しい」となります。

二つ目の「嬉しい」は、
プレゼンテーションに満足していただいたお客様に、
「これでお願いします」と建築申込書を頂いた時。
言ってみればベンチ入りできたってとこでしょうか。

三つ目の「嬉しい」はもちろん契約の時。
レギュラーメンバーに決まったり、
スタートラインに立った感じですね。

四つ目の「嬉しい」は度重なる打ち合わせの結果むかえる上棟の日。
たぶんお客様はこの日が「嬉しい」のピークなのかもしれません。
しかし私としてはここをピークにすることはできません。
スタートの号砲が鳴っただけであり、
バッターボックスに立っただけのことなのですから。

五つ目の「嬉しい」は建物が完成し、
お引渡しの鍵を受け取ったお客様の嬉しそうな顔を見る時。
お客様はゴールと感じるでしょうが、
私たちには通過点にしか過ぎません。

そして六つ目の「嬉しい」は引渡し後のメンテナンスに伺った時に、
お客様から「この家を建てて本当によかった。満足してますよ」と言ってもらえた瞬間です。
C.S.(Customer satisufuction:顧客満足)という言葉があるように、
私たちが求める満足はここで初めて結果が出るのです。

まだまだ嬉しい瞬間はたくさんありますが、
毎日毎日をそんなうれしい瞬間に立ち会える日とすることを目標として日々努力していきます。

実は今日、
嬉しい瞬間に立ち会うことができました。

そのお客様との出会いは2007年の秋、
弊社の完成見学会の時。
まずは私たちのことを知っていただくことから始まりました。
それまでは会社名すら知らなかったお客様に信用を頂くため、
時には訪問をし、
時にはOBのお客様宅をご案内。
そして心を決めていただいたのです。
プランの打ち合わせもお互い納得いくまで何度も何度も行いました。
要望をただ聞くだけではなく、
適切なアドバイスをしながら夢を形にしていったのです。
そしてこの日、
上棟の日をむかえたのです。

足かけ3年となりましたが、
長かったような短かったような。
そんな気持ちはお客様も同じだと思います。
ゼロからの出発だっただけに、
本当に本当に「嬉しい」です。
今日がスタート。
お引渡しが済み、
新しい暮らしが始まった時に、
「この家に満足しています」と言っていただけるよう、
さらに頑張ります。

そうそう、
今日はもうひとつ「嬉しい」が重なりました。
新たな契約です。
本当はこんなことを言ってはいけないのでしょうが、
私にとっては「嬉しい」のピーク。
しかし自分だけが満足するのではなく、
お客様が「嬉しい」と思っていただけることが、
私たちの一番の活力になります。

(かとう)

株式会社 日伸建設

テーマ:マイホーム - ジャンル:結婚・家庭生活

| trackback:0 | commnet:0 | ↑TOP |

気持の硬め方。

お客様は三者三様。
打ち合わせの進め方も三者三様です。
出会いから始まり、
プランの打ち合わせを進めていくんですが、
決まり方もこれまた三者三様なんです。

現在も同時進行で何件か打ち合わせを進めてますが、
そんな例をいくつかご紹介します。

寸法感覚がある毎日研究派。

図面の寸法が感覚的にわかるタイプで、
毎日のように紙に向かいいろいろと書いてみる人です。
何枚も何枚も書いているので、
プランニングの難しさもわかっている方が多いようです。
それだけにこちらのアドバイスを真剣に聞いてくれます。
打ち合わせは論理的に進み、
比較的早い展開で、
妥協点の決断も早いですね。
決定するプランは堅実な間取りが多いように思います。

とにかくインスピレーション派。

寸法的なことはお構いなしで自分のイメージを積極的に伝えてくるタイプです。
こういうタイプは伝えることが上手な人が多く、
実はとんとん拍子にいったりします。
結構な無理難題も平気で言いますが、
こちらとしてはその分やりがいがあります。
奇抜なアイデアが出ることもあり、
決定するプランは先進的な空間になることもあります。
どちらかというと「作品」って感じですかね。

形から入る派。

雑誌やカタログ、
ハウジングセンターやウェブ上であらゆる情報を入手し、
家具やアイテムを先に決めるタイプです。
「この家具を置けるような間取りに」
とか、
「キッチンはこれに決めてます」
なんて感じで、
それ以外はわからないからまかせますわっていうパターンですね。
傾向としては欧風のプランが多いでしょうか。

すべておまかせタイプ。

設計事務所や設計家にまかせてしまうタイプ。
比較的大きな規模の建物が多いかな。
一見進行が速いような気がしますが、
実はそうではなかったり・・・

そしてすがりつき派。

このタイプは何か特殊な条件付きの場合がほとんどですね。
狭小地だったり、
高低差があったり、
特殊な趣味を持っていたり。
他社で断られた場合もあるので、
こちらはがぜんやる気満々。
慎重に打ち合わせを進め、
合理的なプランになる傾向が多いでしょうね。

まあ、
あえて分けるとしたらこんな感じでしょうか。
現実にはこんな条件が入り混じっているのでそう簡単にはいきません。
どちらにしても、
建築や冥利に尽きるような、
お客様に喜んでいただける家を造ることができるよう、
精進あるのみです。

(あかんとく)

株式会社 日伸建設
| trackback:0 | commnet:0 | ↑TOP |
| ホーム |